ペルー戦 | Carioca's Thoughts

ペルー戦

久しぶりに日本代表について書く


いよいよ迎えたキリンカップ ペルー戦、南米・欧州との対戦はいつも楽しみにしているのだが ペルーも日本と同じく国内+若手組みが主力で 期待していた ソラーノ、クラウディオ・ピサロ、ゲレーロ、ファルファンなどの来日は無し...orz


日本代表も海外組みは稲本のみ。スタメンでは中沢+加地が欠場でそれぞれ坪井+三浦が穴を埋める。坪井は代表でのスタメンは一年ぶりだとか、そして三浦は初の右サイド。 ジーコのこの采配は元々右利きの三浦なら大丈夫だろうと思ったが、 なぜジーコは山田を使わないのだろう?と言う疑問も残った。


試合の方は日本が上手く押していたように見えた、しかし相変わらず得点の全く匂いがしない。日本の攻撃もサイドからの崩しと言うワンパターンしか無く、ペルーの巨漢DFに次々と攻撃を跳ね返されてしまった。 こういうときに玉田のドリブルや小笠原などの縦へのスルーパスが必要だったのだが、相変わらず玉田はサボっているように見え、鈴木+玉田と共に懐にボール貰う選手などで縦への攻撃が無かった。


最近の玉田は代表に定着した安心感があるせいか(ジーコが全く代表メンバーを変えないため)今までのような必死さが無く、又広範に体力を温存するためドリブルをだいぶセーブしているようにも見える。しかし結局この日も後半早めで交代されてしまい、結局見せ場はなった。だからこそ玉田は後半に出るべき選手だと思うのだが...どんなDFにしてももう疲れきった時に足が速く突破力に優れたFWを投入されるはイヤだろうし...


大黒も後半玉田に代わって出たが、残念ながらもガンバでのような中盤と絡んだ得意な攻撃が見られず終始不発。ただ稲本が出てきたときには多少良いコンビネーションを見せたような気もした。


三浦に関してももっと勝負にいけたような気がする、両足使えると言う大きなアドバンテージが全然役立ってなかったのではないだろうか? 右サイドのスタメンはこれからも加地だろう、なんだかんだ言われながら突破力にも磨きがかかり、攻守に労を惜しまない良い選手に育ってきたと思う。


そして後半ロスタイム 守りに徹していたペルーが突如のカウンター、3対3と言う局面を作られ一本のスルーパスから決勝弾を浴びせられる。 どちらにしてもこのペルーの戦い方は素晴らしかったと思う、現にでぅフェンスに置いても突破されゴールを危険にさらすと言うようなシーンは無かった。


ほとんどの選手がJでやっているような活躍を見せれなかった、そして目立ったのがDFから中盤、中盤からFWの空間、まるで三つのグループに分けられているような戦い方だった。そのおかげで攻守に置いて厚みを持たせることができなかったのではないだろうか?


その点で稲本は素晴らしかった。 まずオーラが違う、いるべき場所にい幾度と無くチャンスを作った。 国内組みとの差がはっきりと映し出されていた。


まぁ良い選手はそろっているのだがどうも合わない、特に鈴木はそろそろ変えてもいいのではないかと思う。 Jで、又アジア予選で活躍しているのはその体がアジアではある程度上のレベルにあるからだ、しかし欧州・南米と比べればその差は歴然、現に今日鈴木はまともに倒れさせてさえもらえなかった。 この先トップクラスのチームとやって行くには海外でも通用する武器が欲しい。 それは大久保・玉田のスピード、柳沢の両足などではないだろうか? 大型の選手はどうしても必要になるときもあるだろう、そんな時には高原や久保がいる、この二人の身体能力は鈴木をはるかに超えているだろう。


ここで非情ながらも この先必要な選手、要らない選手と分けて見たい:


必要な選手:

川口・楢崎

中沢・田中

稲本・福西・小野・中村・サントス・加地

大久保・大黒・久保・柳沢・高原・玉田


要らない選手:

土肥

三浦

小笠原

鈴木


小笠原に置いては今日程度の活躍ならこの先中田・中村を脅かすことは無いだろう、その分なら他の選手も試す方が得策だと思える。


この意見については反対の声も多いだろう、だがこれはタダ単なる個人の意見である。 これにについては皆さんの意見も是非聞きたい、そして議論して行くうちで日本サッカーの発展とも繋がっていくと自分は真に勝手ながら思っている。